果報は寝て待て?


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『薬に頼らずに糖尿病を改善する方法』の第2弾は、睡眠について。


睡眠と糖尿病がどう関係するのか?

不思議に思われるかもしれませんが、
実は大いに関係がありそうなのです。

糖尿病とは全く関係のない健康な若者を集めて、
ある実験が行われました。

若者たちには、何週間か実験室で寝泊まりしてもらいました。
そして、就寝時に雑音を流して、
深い睡眠が取れないようにしたのです。

『睡眠不足が健康にどのような悪影響を
与えるか』を調べるための実験でした。

人の眠りは、脳が活動しているレム睡眠と、
脳が休んでいるノンレム睡眠を交互に繰り返します。
レム睡眠とノンレム睡眠の1サイクルで約90分。
これを繰り返すごとに、眠りが深くなっていきます。

眠りが深くなっている時間帯に雑音を流して、
深い睡眠を取れないように邪魔をしたわけです。


さて、その結果どうなったでしょうか。
この状態を一週間続けたところ、若者たちの
血糖値は、なんと20%以上も上昇したのです。

睡眠を邪魔されただけで、まるで2型糖尿病の
初期状態のようになってしまったのです。

また別の研究では、毎日5~6時間しか眠れない人と
9時間眠る人が2型糖尿病になりやすい結果が出ました。

つまり睡眠不足の人と寝過ぎの人が
糖尿病になりやすい
ということです。


この理由は、まだ十分に解明されていません。

しかし睡眠不足が糖尿病にかかる可能性を
高めることは間違いなさそうです。


一般論として、肥満の人が
2型糖尿病になりやすいと言われます。

睡眠が足りないと、満腹感を感じさせる
レプチンというホルモンが減ります。

一方で、食欲を感じさせるグレリンという
ホルモンが増えるそうです。

その結果、睡眠不足の人は
太りやすくなってしまいます。

太ると糖尿病の危険性が高まります。
まさに悪循環にはまってしまいます。

糖尿病を改善するためにやるべきことは実に簡単。

質の良い睡眠をたっぷり取ることだけです!


それで糖尿病が改善するなら
一石二鳥ではないですか。

では、質の良い睡眠を取るには
どうしたら良いでしょうか。

人間は体内時計を持っていて、
(修正なしだと)25時間でリズムを刻んでいます。

体内時計は自己修正機能も持っています。
明るい光を浴びると、朝だと判断して
体内時計の時刻を修正するのです。

時差ぼけなどで時間の感覚が狂ったとしても、
太陽の光を浴びれば、リセットされるわけです。

なぜ良い睡眠が取れないのかというと、
体内時計が狂っていることが考えられます。

例えば、夜遅くパソコンやゲームをしていれば
夜中にパソコンの光を浴びるので、
体内時計が「今は朝だ」と判断します。

その結果、よく眠れなくなってしまうのです。
人間は、朝に眠るようにはできていませんから。

それならば、私たちがやるべきことは
狂った体内時計を元に戻すこと。

朝早く起きて、太陽の光を浴びること。
夜型の生活をやめて、朝型に変えることです。
たったこれだけで、睡眠は改善します。

「とはいえ、仕事が忙しくて帰りが遅いし
急に朝型に変えろと言われても・・」

もちろん人それぞれ事情がありますから、
簡単に朝型の生活に変えられない人もいるでしょう。

それでも、意識をしてみて下さい。
少しでも早く就寝して、早く起きるように。
できるだけ夜のパソコンをやめるように。

意識を変えるだけで、少しずつ
良い方向に向かっていくはずです。

 


最後にひとつ、快眠のコツをお教えします。

寝る直前にお風呂に入って、身体を温めてから
すぐに就寝するようにしてみて下さい。

風呂上りに、何かを始めてはいけません。

風呂から上がって一息ついたら、
すぐにベッドに入るようにします。


そして、眠るときに音楽などを聴いていても、
タイマーで切るようにしてください。

睡眠学習は、『深い眠りの時には役立たず』である以上に
『眠りの妨げ』になります。

睡眠



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