【糖質制限】は【炭水化物の排除】ではありません。


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炭水化物を目の敵にして、糖質ゼロを追求する食事療法はやりすぎです。


このブログでは【糖質制限】をアピールしているのに、「違うではないか?」と思われますか?


【タ○ザン】という雑誌が
【痩せるのはどっちだ!? 糖質制限vsカロリー制限】というテーマで特集していました。

米国では、【摂取カロリー制限】よりも
カロリーを気にせず炭水化物だけを控える【糖質制限ダイエット】の方が
評価され始めていますが、

【糖質制限ダイエット】の評判が国内でも高まり、
実施者数において【摂取カロリー制限】と同等になってきていると言われています。

また、【糖質制限ダイエット】を後押しする本が新聞の書評欄で紹介されました。
一流科学雑誌「サイエンス」に記事を寄稿する米国のサイエンスライターが書いた
『ヒトはなぜ太るのか?』の翻訳本です。


この本によると、
摂取カロリーを減らし、運動量を増やしても体重はあまり減らない。
痩せるためには炭水化物の摂取を避けるしかない。

人類が穀物の栽培を始める以前は肉食中心の狩猟採集生活だった。
そのため、人類の遺伝子は穀物すなわち炭水化物の代謝に十分に適応できておらず、
炭水化物を摂ると体脂肪の蓄積を促すインスリンが分泌されやすくなってしまうという。


炭水化物が悪者のように扱われていますが、
この本は主に米国や欧州での調査データに基づいて議論しており、
日本の食習慣は欧米とは大きく異なることに注意が必要です。

人間の腸の中にはいろいろな種類の細菌(腸内細菌)が住んでいて、
人間が消化できないものを分解し、代謝する手助けをしています。

東京大学の研究で『日本人の腸内細菌と欧米人の腸内細菌を比べた』ところ、
日本人の腸内細菌には、炭水化物を分解する能力を持つタイプが多いことがわかっています。
欧米人には消化できない海藻の炭水化物(セルロース)さえ、代謝してしまう細菌もいたのです。

炭水化物依存度の高い食生活を続けてきた日本人は、
遺伝子に足りない能力を細菌の力で補い、炭水化物から必要な栄養を作り出してきたのです。


なお、タ○ザンの特集には、
日本糖尿病学会理事の宇都宮一典(東京慈恵会医科大学教授)のインタビューも載っています。

『日本で糖質制限ダイエットが広まったのは糖尿病の治療食がきっかけとされるが、
糖尿病学会は極端な糖質制限ダイエットには批判的であり、
宇都宮教授は「糖質を制限すれば、何をいくら食べてもいいというメッセージは危険だ。
(健常な人は)エネルギーの50~60%を炭水化物から摂るのが適切」と訴えています。』


実際にはもう少し炭水化物を減らしたほうがいいと思いますが、
同じ食事内容でも、血糖値を上げにくい【低GI】の食材を【高GI】の食材の前に食べると、
血糖値のピークが下がるので、お勧めです。

パンケーキ



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「【糖質制限】は【炭水化物の排除】ではありません。」への1件のフィードバック

  1. We would like to thank you yet again for the stunning ideas you gave Jeremy when preparing her pou-tgradsate research in addition to, most importantly, for providing each of the ideas in a blog post. Provided we had known of your site a year ago, we might have been rescued from the unnecessary measures we were participating in. Thank you very much.

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