たかが『頭痛』が危険!


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もし、あなたが「頭痛が続いて良くならない」と思っていたら、
慢性頭痛】を疑ってみてください。


慢性頭痛の、頭痛学会としての定義を簡単に説明すると、
・くりかえし起こる頭痛。
・だんだんひどくなる頭痛。
・頭痛薬を飲んでも一時的にしか良くならない頭痛。
・1週間以上続いている頭痛。
です。

医学的な定義では、
激しく痛むこともありますが、
体に頭痛の原因となる病気がないのに、
何らかの原因で頭痛が起こるもので、機能性頭痛ともいいます。

詳しい専門的な解説はこちらからどうぞ。
医療と健康:http://www.med.or.jp/chishiki/zutsu/001.html
日本頭痛学会:http://www.jhsnet.org/ippan_zutu_know.html


頭痛で内科を受診すると、普通は「痛み止め」を処方されます。

これは解熱鎮痛剤で、
かぜが原因の頭痛や一時的な頭痛には効果がありますが、
慢性頭痛には一時的な効果しか期待できません。

そして、頭痛薬を長期間飲んでいると、
期間に個人差はありますが、
薬が原因の薬剤乱用性頭痛という頭痛になることが多いです。
(私も一時期はこの状態でした。)

「慢性頭痛かな?」と思ったら、早く専門医に受診をお勧めします。
診療科としては、脳神経外科、神経内科ですが、
内科でも頭痛外来をもっている病院もあります。


また、頭痛といっても、危険な病気が隠れていることがあります。
下のような症状があった場合には、一刻も早い病院の受診をおすすめします。
これらの症状については、脳神経外科になります。

<危険な症状と頭痛の表れる病気>
突然起こる激しい異様な頭痛→くも膜下出血
発熱、強い頭痛、吐き気や嘔吐、首が硬くなり動かない→髄膜炎
頭痛に加えてろれつが回らない、物を落とす、普段から血圧が高い→脳卒中
朝痛む頭痛、嘔吐、視力や視野の障害、だんだんひどくなる→脳腫瘍
頭を打撲したことがあり、慢性的な頭痛とボケが出てきた→慢性硬膜下血腫

病院の検索はこちら
頭痛外来全国ガイド:http://iyrrw.com/
日本頭痛学会:http://www.jhsnet.org/ippan_senmoni_ichiran.html


通常、受診時に「頭痛が長く続いている」と申告すると、
頭部のMRIなどを含めた検査を実施して、
頭痛以外の病気の有無を確認します。
(検査内容は病院の検査器材にもよります)

このとき頭痛の頻度や程度に加え、
頭痛以外の病歴、飲んでいる薬などを説明すると、
後の検査や診断が的確になり、
結果的に早く痛みを抑えることができます。

頭痛が長く続くと思ったら、頭痛の記録を作って受診すると、
適切な診断に役立つので、オススメです。
(内容は、頭痛が起きた日付、時刻、痛む場所や具体的な症状、
治まるまでの概略の時間など、できる限り詳しい方がいいです。)



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