変形性頚椎症の始まり


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私は、耐糖能障害(境界型糖尿病)、
片頭痛、薬剤乱用性頭痛、緊張性頭痛、
変形性頚椎症と足首・手首の捻挫、
太ももとふくらはぎの肉ばなれを経験しています。


捻挫を除いたの5種類の病気は、相互に関連していますが、
すべてを1つの記事にすると長すぎて、
しかも込み入って解りにくくなるので、
時系列に従って病気を解説していきたいと思います。


変形性頚椎症を発症したのは30歳の頃のことです。
気がついたら首の下から肩にかけて重苦しい痛み
(ひどい肩こり?)がいつもあります。

肩をもんでもらうと一時的には良くなった気がするのですが、
時間がたつと痛みがひどくなるような・・・。


整形外科を受診してみると『変形性頚椎症』との診断でした。

 


変形性頚椎症とは

首を形づくる頸椎は、頭を支えると同時に、
頭(顔)を動かしています。

頸椎の中には脊髄という太い神経が入っていて、
首から枝分かれした神経は腕へ伸びています。

残りの脊髄は、背中の胸椎を下っていき、
からだや足の動き、感覚などに重要な役割をはたしています。


頸椎は、7個の脊椎から成り立っており、
それぞれ前方では椎間板、後方では椎間関節で連結されています。
椎間板は弾力があり、
首を動かすと椎間板の一方がへこみ、すぐにもとに戻ります。

椎間板の弾力性は、日常くり返されるくびの動きによって
年齢とともに失われ、特に20歳を過ぎると減少してきます。
しだいに接着力も弱くなり、脊椎の連結部がぐらつきます。


このぐらつきを止めようとして、
椎間板の周囲に骨棘という棘ができ、
神経を刺激すると痛みやしびれになります。

(頚椎が変形するのは『変形性頚椎症』ですが、椎間板がつぶれて
ふくらみ、神経を刺激するのが『椎間板ヘルニア』です。)

このような頸椎の変形は、年齢とともに強くなっていき、
高齢になるとほとんどの人にみられるようですが、
症状が出る人は少ないようです。

逆に、首に負担がかかるスポーツや仕事をしていると若くても発症します。

 



変形性頚椎症の診断の時には、
皮膚の知覚検査、握力検査、膝の下をハンマーで叩いて持ち上がるか
といった各種の検査もしました。

レントゲン写真も撮りましたが、
脊椎が変形して後ろ側に棘のようなものが伸びて、
すきまが狭くなっていました。
腕に伸びていく神経を刺激しているという結論です。

腕や指のしびれや、力が入らないというような症状がないので
生活には困りませんが、痛みがとれないのは嫌ですよね。


一種の老化なのですが、
思いあたるのは高校時代のラグビーしか心当たりがありません。
まだ筋肉が十分に発達していない時期に、
スクラムやタックルなどで首に負担をかけていました。
十数年後にこのような結果を生むとは考えてもいませんでした。

 


 

治療

消炎鎮痛薬、筋弛緩薬などの投薬から始まり、
くびや肩への温熱療法が行なわれます。
頸椎の牽引療法(けんいんりょうほう)も効果的なことがありますが、
この目的は、頸椎の安静を保つことで、
くびを伸ばすことによって圧迫をとることではありません。

牽引にかける重量は2~8kgで、過度に牽引量を増やすことはよくありません。
牽引で逆に首や腕の痛みが強まることがあり、こういう場合は中止するべきです。

症状が強い場合には、頸椎カラーという装具をつけ、
首の運動を制限する治療法もあります。


このような保存的治療をしても、
症状が軽くならないか、強まるときは、
検査でその原因がはっきりしている場合にかぎり、手術が検討されます。

 


 

私の場合は、
首を反らさないように、また大きく回さないように指示を受けて、薬は飲まず、
首と肩を暖かいタオルで温める温熱療法と首の牽引を週に3回やっていました。


発症直後は、首の痛みで平らな場所で仰向けになることができませんでしたが、
しばらくすると痛みが消えていました。
頚椎の変形が元に戻ったわけではありませんが、

整形外科では『治癒』と考えるそうです。


今でも、無理が続くと突然痛み出すことがあります。
詳しい理学療法士や看護師に聴くと、
牽引などは3ヶ月が基準でそれで軽減されない場合は、
新たな手段を考える必要があるそうです。



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