『キクイモ』たくさん食べて血糖値下げよう!


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きくいも
【ベストセラー健康法】キクイモ“天然インスリン”たくさん食べて血糖値下げよう! 


見た目はショウガ、食感はジャガイモか梨-。
風采の上がらない地味な印象だが、
実はこのキクイモ、驚くべきパワーを秘めている。


キク科ヒマワリ属に分類される植物で、北アメリカ原産。
秋に咲く花が菊に似ていることから「キクイモ」と名付けられた。

日本には飼料用作物として導入されていたが、
生命力の強さから戦時中は食用として重宝されたという。

このキクイモに血糖値の上昇を抑える効果があることから、
日本では20年以上前から糖尿病患者に向けたキクイモ栽培が行われている。


そんな“キクイモパワー”に改めて光を当てたのが、
今回紹介する「糖尿病を治したい人はキクイモを食べなさい」(主婦の友インフォス情報社)。
著者の岡宗男氏は、糖尿病治療に力を入れる内科医。

普段から
「糖尿病患者に必要な栄養素が取れて、
精神的にも経済的にも負担のない食材はないか」
と探していく中でキクイモと出合った。


キクイモの最大の特徴は“天然のインスリン”の異名を取る「イヌリン」を含む点。
イヌリンとは水溶性の食物繊維で、
胃腸の中に長時間留まるため、腸管での糖の吸収を遅らせてくれる。
その結果、インスリンの分泌を少量に抑え、血糖値の急上昇も防ぐのだ。


同じイモ類でも、ジャガイモやサツマイモは血糖値を上げるデンプンが主体で、
血糖値の上昇を防ぐイヌリンは含まれていない。


また、キクイモは
ビタミンやミネラル、食物繊維、必須アミノ酸、酵素など
糖尿病患者にとって大切な栄養素が豊富な上、
エネルギー量が100グラムあたり35kcolと低いのも特徴。
イモ類の代わりにたくさん食べることができる。


本書では、実際にキクイモを食べて
血糖値や血糖の状態の指標となるヘモグロビンA1cが改善した症例、
足の壊疽(えそ)がきれいに消えた症例などが紹介されている。


料理好きの著者が提案する「キクイモレシピ」も楽しい。
中でもキクイモをスライスして天日で乾燥させる「キクイモチップス」は重宝しそうだ。
このチップスを砕いたものに桜えび、塩昆布、白ごま、青のりなどをまぜれば、簡単にふりかけができる。
さらにこのふりかけに熱湯を注げば、スープにもなるので便利だ。


編集を担当した佐々木千花氏のいち押しは「キクイモのお好み焼き」。


「お好み焼きはほぼ炭水化物のため、糖尿病の人は敬遠しがち。
ところが小麦粉の量を減らしキクイモチップスの粉末を生地に混ぜるだけで、
血糖値を上げにくいお好み焼きができるのです。
粉末をみそ汁や焼酎に入れて飲むのも一手」


キクイモは自宅での栽培が簡単。
旬の秋の初めには、スーパーでも売られるほか、
通販でも良質なキクイモを入手できる。試してみては。



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