『風邪』の時には


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糖尿病、血糖値の管理とも頭痛とも関係のない話ですが、
私自身が2週間前に風邪をひいてから、
未だにスッキリしていないのです。


ところで、意外と知られていないのが
『風邪薬は風邪を直しているのではない』という事実。

CMでは、「風邪には早めの○○」などのセリフを聞きますが、
風邪を治すのは身体の免疫機能という自然の治癒能力です。


風邪薬の役割は『風邪の症状』をやわらげることです。

のどの痛みや咳(せき)、鼻水や鼻詰まり、頭痛といった
不快な症状を緩和し、体力を維持して
免疫機能が風邪のウイルスを駆除する
時間を確保するためのものです。


身体の免疫機能が最も活性化するのは体温が37℃程度だと
いわれています。
ある程度の発熱は、身体が免疫機能を活発にさせようと
している状態なので、不快な症状に耐えられるのであれば、
薬を飲まない方が治りが早いです。

通常『風邪薬』と言われている総合感冒薬は、
解熱鎮痛剤を中心に、咳止め・気管支拡張成分と
去痰・消炎酵素成分(咳・痰・鼻水など)、
抗ヒスタミン成分(くしゃみ・鼻水・鼻づまり・頭重など)、
(『花粉症の薬』としても使われます)
にカフェイン・ビタミンB1誘導体などを
組み合わせて作られています。


風邪薬で体温が1度下がると、
病原菌を死滅させる白血球の働きが30%ほど落ちてしまうといわれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8F%E5%90%88%E6%84%9F%E5%86%92%E8%96%AC
水分補給をこまめにしつつ消化の良いものを食べて、
暖かく(熱く)して安静にしているのが一番いいということです。


マスクは、吸い込む息を温め、湿り気を与えて
鼻やのどへの負担を軽くするとともに、
せきやくしゃみによるウイルスの飛散を防止するので、
のどが痛いとき、せきやくしゃみが出るときには
つけておいたほうがいいと言えます。


また抗生物質は、風邪のウイルスには効果がありません。

ウイルスで体力が低下し、のどが炎症を起こしていると、
免疫機能が低下して細菌が増殖し、高熱を出すことがあります。

抗生物質は、高熱の原因となっているのどの細菌の対策なので、
のどの炎症が激しく、
体温が異常に高く(少なくとも38℃以上)なっていなければ
不要なばかりか、
体内の常在菌を殺してしまうので逆効果と言えるでしょう。



民間療法で『風邪にはお粥(おかゆ)』と言われていたのは、
消化がいいと思われていたから、
『卵酒』は温かく、卵の栄養で風邪に効くとされていました。
(どちらも現在の医学では効果が小さいとされています。)


今のところ、
風邪の原因になっているウイルスに直接効く薬はありません。
発明(発見)できればノーベル賞ものとされていますね。


インフルエンザは、
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの
全身の症状が突然現れます。

小児ではまれに急性脳症を、
高齢者や免疫力の低下している人では肺炎を併発する等、
重症になることがあるため、タミフルやリレンザなどの
抗インフルエンザウイルス薬が開発されています。



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